この記事は研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、研修やワークショップのクロージングで、その時の学びを現場での実践繋げるための振り返りワークをご紹介します。
学びを今後に繋げる振り返りワーク
使用シーン:
- 研修やワークショップのクロージング
推奨人数:
- 1グループ:3~5名程度
用意する物:
- A3用紙×グループ数、ペン×人数分
演習内容・ワーク内容
- 全員に1枚ずつA3用紙を配ります。
- A3用紙を横に三分割になるように線を引きます。
- 3つの枠ができたら、上の枠に「今日の学びの良かった点、印象に残った点」を記載します。
- 真ん中の枠に「失敗したことや自分が改善すべき点」を記載します。
- 下の枠に「今度どうしていきたいか」を記載します。
- 1枠5分程度の記入時間で、計15分程度を使います。
- 個人での振り返りが終わったらグループで共有します。
- 共有する中で、印象に残ったコメントがあれば、自分のワークシートに追記します。
- グループ共有が終わったら、全体発表として、各グループに発表してもらいます。
- 全体発表で印象に残ったコメントがあれば、自分のワークシートに追記します。
- ワークシートは、持ち帰り、時々見返すように伝えましょう。
フィードバック:
- 研修を「よかった」「楽しかった」「面白かった」で終わらせずに、日々の仕事で活かすにはどのようにすれば良いかを明確にしたことで、今後の変化に繋げることができます。
- ワークシートは定期的に見返したり、スマホの背景画面にしたりと忘れないように、意識出来るようにすると効果的です。
ポイント:
定期的にリマインドすることで、研修やワークショップ内での学びや気づきを思い出せるようにすると良いでしょう。
例えば、人事との面談や上司との面談で振り返りシートの内容について話す時間を設けるというのも良いでしょう。こうすることで、リマインドになるだけではなく、第三者を巻き込むことで、より行動への動機づけが高まります。
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