研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、研修やワークショップで使えるアイデア発想法として『オズボーン発想法』をご紹介します。
オズボーン発想法
おすすめの研修内容：
- 商品・サービスの改良するための研修やワークショップ
- 課題解決のための研修やワークショップ
推奨人数：
- 1人からの個人ワークや3~5名程度のグループワークなどに対応
用意する物：
- A4用紙×全員分、ペン×全員分
演習内容・ワーク内容：
- 全員に1枚ずつA4用紙を配ります。
- 受講者に考えさせたい『商品・サービス』に対して、以下の9つの視点で考えていきます。
- 他への転用は？（Put to other uses?）
その商品・サービスの新しい使い方は？、他の分野やシーンで使えないか？ - 他の物への応用は？（Adapt?）
これと似たものは他にはないか？、他のアイデアを使えないか?、過去にこれと似たものはなかったか？、真似できるものはないか？ - 変更したら？（Modify?）
色を、動きを、音を、匂いを、形を、変えられないか？、他の形ではどうか？、新しい変更は？ - 拡大したら？（Magnify？）
何かを足せないか？、時間を伸ばせないか？頻度を増やせないか？、強くできないか？、高くできないか？、長くできないか？、価値を追加できないか？、内容を追加できないか？、数を増やせないか？、重ねられないか？、誇張できないか？ - 縮小したら？（Minify？）
何か取り除けないか？、小さくできないか？、濃縮できないか？、低くできないか？、短くできないか？、軽くできないか？、細かくできないか？、分割できないか？ - 代替したら？（Substitute？）
他の物で代われないか？、他の中身にできないか？、他のプロセスにできないか？、他の場所でできないか？、他のアプローチができないか？ - 再配列・アレンジしたら？（Rearrange？）
部分を入れ替えられないか？、やり方の順序を並び替えられないか？ - 逆転したら？（Reverse？）
反対のものはどうか？、前後・上下を入れ替えられないか？、役割を変えられないか？ - 結合させたら？（Combline？）
アイデアを組み合わせたら？、A商品と組み合わせたら？
- 個人での検討が終わったら、グループ内でさらにアイデアを膨らませます。
- 全体で、面白いアイデアを発表します。
この「オズボーン発想法」は、ブレインストーミングの考案者であるオズボーンによって作られました。アイデアを変形するパターン、観点を網羅し、自由に発想するだけでは気づきにくい発想における抜けを防ぐチェックリストとして作られました。
ぜひ、研修やワークショップで取り入れてみてください。
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