この記事は、研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、アイスブレイクやチームビルディング、組織力強化、コミュニケーション活性などに使える演習内容・ワーク内容としておすすめの『オブジェでチームビルディング』をご紹介します。
オブジェでチームビルディング
使用シーン:
- 新組織の立ち上げをする時
- 新しいチームでプロジェクトをスタートする時
- チームの関係構築が弱い時、場の雰囲気が硬い時
推奨人数:
- 1グループ:4~6名
用意する物:
- 粘土×人数分、粘土板(紙でもOK)×人数分、キッチンタイマー、ウェットティッシュ×グループ数分
演習内容・ワーク内容
- 座席をチームごとに分かれ、ディスカッションしやすいレイアウトに座ります。
- 一人一つ粘土と粘土板、各グループに1つウェットティッシュを配ります。
- 15分間で『自身が考える理想のチーム』を粘土で表すよう伝えます。
- キッチンタイマーで15分はかります。
- 出来た人から余った粘土を片付けたり、ウェットティッシュで手をふいたりなど、ディスカッションができる状態にしておきます。
- 15分間が終わったら、グループ内で自身の作品について、どのような思いや考えがあるかについて1人3~5分程度で共有していきます。
- グループ共有が終わったら、30分間で、それぞれの思いや考えを活かした『理想のチーム』を表現したオブジェクトをグループで1つの作ります。
- 各人の作品を壊してイチから作成しても良いですし、各人の作品を合体してひとつの作品としてもかまいません。また、大きな作品になる場合は、各人の粘土板をつなぎ合わせ、粘土で汚れないように気をつけましょう。
- 出来上がったチームから先ほどと同様にディスカッションできる状態にしておきます。
- 30分経ったら、各チームの作品に込められた思いや考えを全体で共有していきます。
フィードバック観点:
- 各人の思いや考えを聞くことで、相手を深く理解することが出来る。
- チームで仕事やプロジェクトを行う際も、相手を理解しようとすることが大切。
- 各人の思いや考えを共有し、お互いに知ることで、さらにチームとして思いや考えを一つにまとめることができる。仕事でも同様のことができるはず。
ポイント:
作品は終わっても壊さず、目に入るところに飾っておくと、その時の気持ちを思い出せるツールにもなります。
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