この記事は、研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、お互いの価値観を知り、違いを認め合い組織強化を目指すための演習内容・ワーク内容としておすすめの『相互理解ワーク』をご紹介します。
相互理解ワーク
使用シーン:
- 新しいチームでプロジェクトが始まる時
- 組織変更して新たにスタートする時
- 異なる文化やバックグランドを持つメンバーが集まる時
推奨人数:
- 1グループ:4 ~8名
用意する物:
- 価値観一覧、価値観一覧を映し出すプロジェクター、A4用紙×人数分、ペン×人数数分、キッチンタイマー
演習内容・ワーク内容
- 以下の価値観一覧をプロジェクターに映し出します。
- (画面に映し出しづらい場合は、パワーポイントにコピー&ペーストするなどしてください。)
【価値観一覧】
経験・知識・名声・役に立つ・希少性・自信・導く・品質・信頼・概念・楽しさ・賞賛・達成・責任・表現・成功・忍耐・公正・スピード・冒険・持続力・野心・正確性・成長・伝統・No.1・ありのまま・個性・興奮・自己表現・努力・発見・分析・繋がり・改革・協力・ユーモア・直観・主張・楽観性・安全・目標・正義・エネルギー・親切・サポート・寛大・競争・共感・客観性・本質・思いやり・率直・挑戦・豊かさ・精通・熱意・秩序・リスク・安定・美意識・良心・原則・役割・臨機応変・ルール・影響力・成果・平穏・一緒にいる・完璧・観察・計画・集中・人間関係・平和・可能性・関わる・コミュニケーション・美学・学ぶ・創造性・勇気・義務・愛情・自由・貢献・リラックス・自立・知性・与える・忠誠・協調・自分らしさ・感動・前進・デザインする・正直・新しさ・効率
- 3分間使って価値観一覧の中から、自身が「良い」や「大事」と思うものを3つ選び、紙にメモします。
- グループ内で1人5分使って、「選んだ3つ」と「選んだ理由」、「その価値観にまつわるエピソード」、「大切にしている価値観にまつわる嬉しかったエピソードor悲しかったエピソード」を共有します。
フィードバック:
- 価値観に「良い」「悪い」はありません。価値観は環境や経験によって変わるもの。
- お互いの価値観を知ることで、新たな一面を発見することもある。
- 判断や感じ方が異なることで、相手に対してネガティブな感情を感じていた人もいるかもしれないが、その背景には価値観の違いがあることを知ることが大切。
- 自分の価値観を相手に無理やり押し付けるのではなく、また、自分と価値観が違うからと相手を拒否するのではなく、相互に理解しようとする歩み寄りが大切。
また、合わせて以下の記事も参考になりますので、ご興味ある方はご一読ください。
オンライン研修でおすすめのアイスブレイク集