この記事は、研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、アイスブレイクやチームビルディング、組織力強化などに使える演習内容・ワーク内容としておすすめの『お絵描き伝言ゲーム』をご紹介します。
お絵描き伝言ゲーム
使用シーン:
- 初対面や関係構築が弱い時、場の雰囲気が硬い時
推奨人数:
- 1グループ:4~8名
- グループ対抗戦にすると盛り上がる
用意する物:
- 紙(A4用紙などでOK)×人数分、マジック×人数分、キッチンタイマー
演習内容・ワーク内容
- 紙とペンを持って1列に縦に並びます。
- 先頭のメンバーにお題を出し、言葉と文字を使わずに絵でお題を表現します。
- 絵を描いたら、後ろのメンバーに伝言形式で伝えていき、一番後ろのメンバーに正しく伝わったかを競います。
- 絵を見せるのは、自分の後ろにいる人だけです。
- 絵を描く時間は、1人30秒です。
- 30秒で絵を書いたら、次に10秒間で後ろの人にその絵を見せます。
- 10秒で絵を確認したら、また30秒で絵をかき、10秒で次の人に見せる、を繰り返します。
- 最後の人は、30秒で「絵」と「その絵が何かを文字」で書きます。
- ファシリテーターの「せーの」の合図で、各グループの最後の人は自分が書いた紙を全体に見せ、お題通りかどうか答え合わせをします。
フィードバック観点:
- 言葉を使わなくても、絵や表情で伝えることができる。
- 研修やワークの中で、ディスカッションやグループワークがあるが、言葉に頼りすぎるのではなく、表情や動作などでお互いの考えや思いを伝えること、理解しようとすることが大切。
- 普段のコミュニケーションでも同じで、チャットやメールだけの文字だけのコミュニケーションで、文字面だけの理解ではなく、その背景にある、書き手の意図や思いなんかにもアンテナを立てていく必要がある。
ポイント・まとめ
お題は、動物やモノなどが良いでしょう。
また、アレンジとして、「お絵描き」ではなく、「ジェスチャー」や「粘土」、「レゴ」などに変えても面白くなります。その場合、伝言時間を調整して取り組んでみてください。
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