研修やワークショップを企画する人事部・研修ワークショップ担当者向けの記事です。
この記事では、研修やワークショップで使えるアイデア発想法として『あの人ならどうする?どう考える?アイデア発想法』をご紹介します。
「あの人ならどうする?どう考える?」アイデア発想法
おすすめの研修内容:
- 新規事業・新サービスのための研修やワークショップ
- 課題解決のための研修やワークショップ
推奨人数:
- 1人からの個人ワークや3~5名程度のグループワークなどに対応
用意する物:
- A4用紙×全員分、ペン×全員分
演習内容・ワーク内容:
- 全員に1枚ずつA4用紙を配ります。
- 受講者に考えさせたい『お題』に対して、自分ではなく、尊敬する人や上司などの自分以外の人格になりきり、アイデアを発想します。
- 自分以外の人格になることで、自分がよく考える視点から離れ、新たな視点で物事を考えることができます。
- 個人での検討が終わったら、グループ内で「誰の人格で考え、どのようなアイデアを発送したか」を共有します。
- 全体で、面白いアイデアを発表します。
ポイント:
自分以外の人格で考えることにポイントがあります。自分以外の人格になることで、自分がよく考える視点から離れ、新たな視点で物事を考えることができるからです。
例えば、資料を作成した際に、読み手や上司の立場にたってセルフチェックをすることで、相手によって読みやすい構成だったか、使いやすい資料になっているか、などの視点で自身が作成した成果物をチェックすることができます。
これと同じように、普段の自分以外の人格になり切って、発想することで、新たな視点を得ることができます。単純に、男性であれば女性になりきるのも良いですし、女性が男性になり切るのも良いでしょう。男性であれば気にならないことでも女性の視点で考えると、重すぎたり、大きすぎたり、高すぎたり、使いづらかったりなどの様々な点に気が付きやすくなります。
また、尊敬する人が偉人やテレビやメディアで見るようなビジネス成功者といった場合でも、その人が書いた書籍や、その人のSNSやyoutubeをチェックすることで、どのような考え方をする人なのかを知ることができます。
もちろん全てを知ることはできませんが、自分にない視点や考え方を一つでも得られれば良いのです。
ぜひ、研修やワークショップで取り入れてみてください。
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