この記事をお読みいただき、ありがとうございます。
おそらく、この記事を読んでいる方の多くは、新人教育担当者の方ではないでしょうか。
皆さんの会社では、どのような新人研修プログラムを検討されていますか。
今回は、新人研修でやるべきプログラムをテーマに書いていこうと思います。
1記事につき、1テーマで書いていきますので、ぜひ、他の記事もお読みいただければ幸いです。
また、この記事では、新人研修プロフラムについて、上司や同僚からの同意をとるために必要になってくるであろう、「目的」や「やり方」の2つの観点でまとめていきますので、資料を作成する上での参考にもしていただければと思います。
新人研修でやるべき教育プログラム1つ目:PCスキル
新人研修でやるべきプログラムは、上記の通り、『PCスキル』です。
この『PCスキル』とは、『タイピング』、『Excel』、『Power Point』、『Word』などのことを指しています。
最近、大学でPCを使う授業が多くなっているという理由で、PCスキルを研修プログラムで取り扱わない企業が多くなっていますが、ぜひ、取り入れたほうが良いプログラムだと考えています。
その理由については、目的に記載していきます。
<目的>
PCスキルを新人研修で取り入れるべき理由は、「現場では、出来て当たり前のスキルだから」です。
出来て当たり前のPCの操作で新人が躓いてしまうのは、本来やるべき業務を遂行する上では、非常に時間がもったいなく、また、上司や先輩の立場からすると、本来教えるべきことに割く時間をPC操作に費やしてしまうのも非常にもったいないからです。
ですから、PCスキルを取り入れるべき目的は、「社会人として最低限のスキルを身に付けること、育成負荷を下げるため」になります。
<やり方>
『Excel』、『Power Point』、『Word』などのマイクロソフトOfficeのスキルについては、研修として実施すると良いでしょう。
外部ベンダーを使っても良いでしょうし、市販の本を1冊用意し、教科書として使っても良いでしょう。
完全に自習で行うのは、正直おすすめしません。多くの企業で自習形式にしたものの、PCスキルで躓いて現場でうまく立ち上がらない社員がいることを耳にしているからです。
新人に求められるスキルの基準を明確に示してあげることが重要で、且つ、新人全員がその基準をクリアしていないと、“出来て当たり前”の状態にならないからです。
もし、研修時間を捻出する時間がないのであれば、自習形式で行い、テストを設けると良いでしょう。そのテストをクリアするまで、何度でも再テストをするべきです。
また、『タイピング』については、練習でしか身に付かないので、毎日15分でも良いので、朝礼や夕礼のタイミングなどに時間をとって、練習をさせると良いでしょう。ネットで検索すると、無料で使えるタイピングのサービスはいくらでもあるので、それらを使うだけでも十分です。
オススメのやり方:
・研修として実施する
・自習形式+テスト
ぜひ、参考にしていただければと思います。
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